乳がん治療の記録

両肺の小結節 定期検査の結果(乳がん術後15年目)

2017/10/28

結果から言います。左右の肺に一個ずつある小結節は前回と同じ大きさを保っており、乳癌の転移の可能性も薄まった。今の段階では悪性を疑わないが、今後どうなるかを、半年~1年に一回の胸部CT検査を行いましょうという事でした。

私は乳がん術後7年後(2009年)のPET-CT検査で肺の左肺に小結節が見つかりました。そして8ヵ月前に新たに右肺に小結節が見つかりました。肺の小結節とは、そして見つかった経緯についてはPET-CT体験記 再発・転移の診断は保険適用に書いてあります。8ヵ月前の小結節が見つかった経緯は、咳が激しく続くので胸部CT検査をした時に見つかったものです。とくに右肺のものは新しいし、ちゃんと見ておかなくてはならないと言われ、半年後にあたる2ヵ月前は忙しく、遅れて最近その検査をした次第です。

近所のかかりつけ医から総合病院の医師の所見を聞くが…

私は乳がんの手術、術後療法をした総合病院とは別に、術後の不調、経過観察も適宜近所のかかりつけ医の地域連携のシステムを利用しています。まず、全身的な不調はかかりつけ医に相談します。局所的なマンモグラフィーとエコーの定期検査に1年に1回だけ手術をした病院へかかります。最近1年半に一度になりつつありますが・・・

私のかかりつけ医ではまずそこでCTを撮影し、その日にかかりつけ医の所見を聞き、医師が必要と判断したなら総合病院の医師へもデータを送り、第二の医師の診断も聞く事が出来ます。ちなみに第二の医師を私は選べません。

この検査の日、私はつい数日前に別の検査、そして別のトラブルで心身共に疲れ果てており、ほんとうに思考回路が停止していました。ですので、かかりつけ医のその日の診断結果を、お話を全く覚えていないのです。院内に財布を置き忘れ、病院の駐車場に上着を落として帰宅していました。本当に疲れていました。

今回の肺の小結節について総合病院の医師の所見

1週間後検査結果を聞きにかかりつけ医に行きました。

かかりつけ医
では総合病院の医師の診断を読み上げます。「両肺とも小結節の大きさに変化はない、また6ヵ月~1年後に経過を見る」という事です。

みち子心の声
裁判で判決を言われているみたい・・・

かかりつけ医
消えてるとよかったんだけどね。確かにそこにあるからね・・・医師としてはフォローアップしないといけないんだよ、いつも不安にさせてごめんね。総合病院の先生は6ヵ月~1年の間をとっているけれど、私としては半年後、少なくとも1年経つ前に再度検査する事を勧めたいと思いますよ。

8年前から最初の小結節発見からの経過

ちなみに、8年前に左肺に小結節を最初に発見した時は、経過観察は半年後の1回だけで、あとは経過観察の為にCTを撮ったのではなく、具合がいつもいつも悪かったためにCT等の検査をしたついでに小結節の経過も見てもらっていたという具合でした。

もともと体が弱い私は、乳がん初期治療終了後、癌細胞を痛めつけるために、正常細胞も全身的に痛めつけたためか、本当にいつもいつもどこか具合が悪かった。今日この日までずっとです。

なんて言いながら食欲だけは衰えていないので^^;実は健康な同年齢に比べて元気な方なのに自分の事を都合のいい時だけ悲観的に捉えているかもしれません。具合の悪いところがあっても、それは、癌治療など関係なく、摂生が足りないからかもしれません。

右肺に新たに小結節を見つけた8ヵ月前も、ずっと咳がとまらず苦しく、その原因が癌であるかどうかなんて事を突き詰めたいわけではありませんでした。感染する病気だったらいけないし、なにより咳止めで止まらない咳が、なんとか止まる方法がわかるかもしれない、体力の消耗の果てに検査をしました。

 前回の記事に新たな小結節発見の事は書いていなかったのですが、もっと厄介かもしれない膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)というものが見つかったことを書くのに気を取られ過ぎて小結節のことを書くのを失念していましたが追記しました。

今回以降の経過観察も、きっちり半年後にするのではなく、具合の悪い時についでに診てもらう方が1年に何度も被爆する事も、検査の費用も少なくなるのではないかと思っているところです。具合が半年以降も悪くならなければ、それだけの為の検査の時期をその時考えるつもりです。自己責任の判断ですけど。

肺の小結節にも種類がある

同じ乳がんでもいろいろタイプがありました。やはり肺の小結節にも種類があるようです。

これまで私の小結節はどのタイプですか?と、そこまで医師に質問する事はありませんでした。ですが、8年前からある小結節は、すりガラス状かと思います。画像を何度も見せられながら結果を聞きました。その映像をいま思い出してそう思っているだけなのですが。今度機会があったら聞いて確かめてみます。

すりガラス状の小結節がどういったものなのかについては、今回この記事で書くのは控えようと思います。私が直接医師に聞いていないので自身がないのと、ここ最近の医療情報サイトの騒動があったりして安易に引用をしていいのか迷うところがあるからです。


躍起になって体中の出来物を探しているわけではありません。普通に暮らして、病気になれば病院にかかっているだけで、どんどん症状のない病気が診断づけられていく今日この頃です。

                      

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