両肺の小結節 定期検査の結果と今後について(乳がん術後16年)
2018/06/17
結果から言います。左右の肺に一個ずつある小結節は今回も前回と同じ大きさを保っており、今の段階では悪性を疑わないが、今後どうなるかを、半年~1年に一回の胸部CT検査を行いましょうという事でした。
9か月前の結果http://nagai-michi.net/nyugan-kiroku-hai1/と一緒です。そして、右肺の小結節の大きさは1年半変わらず、左肺の小結節は9年間同じ大きさを保っています。
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検査結果は異常なしだったのに、私はいろんな事を医師に吐露してしまいました。
肺の小結節については近所のかかりつけ医で見てもらっています。わざわざ大病院に出向くのが面倒で、風邪やらなにやらどうせ病院に行く機会が多い私は近所のかかりつけ医でついでに見てもらうのです。それにこの病院では、別の病院の放射線科の医師の所見も合わせて聞くことが出来ます。
以下、診断結果を受けての医師とのやりとりです。
「炎症の跡」と見受けられる映り方ならば経過を見る事すら必要ないのですが、両肺のこれはそうではありません。
それに、一度癌を経験された患者さんに対してはやはりどうしても慎重にならざるを得ません。
疑いの濃い薄いを考えて、あまりに薄いことは突き詰めないで行きたいと思ってるんですが…
悪性の所見がどこかにあったとして、それに対して少しでも早い対処をして少しでも長生きする為ならばと、検査のデメリットを生涯払い続ける経済状態、精神状態を私は備えていません。
まるで陰で悪いことをしている人がいるのを面倒だから探さずに、たまたま何かのきっかけでバレた人をしつこく永遠に罰しているような・・・あ、脱線しました(笑)
私が小さな悪性の疑いををとことん掘り出したい時は、やはりそれなりにメリットがあるタイミングでお願いしているのです。
例えば、生命保険の切り替え時、社会保険を国民健康保険に切り替える直前など、もし来月発病するものを出来る事なら今月分かりたい。そんな時があります。
1か月、いえむしろ1日の診断日の違いで、大きく今後一生にわたっての医療保障、傷病手当金や年金などに影響することを考えています。こんな社会的なターニングポイントの時、
1年に一回推奨する検査を半年しか経ってなくてもしたい時もある。逆に何のターニングポイントも、気になる症状もない時は1年以上、むしろ気が向くまで自己責任で検査したくない。
そんな事でもいいと思っています。
自己責任で。←医師にとって大事なことだと思うので2回言いました。
私のおススメは、1年後に胸部CTを撮る事です。今と変わらず、1年後頃来院されたタイミングで、そのおススメの時期ですがどうしますか?とは訪ねますので、みち子さんが決めてください。
それより前にもしCTを撮りたい、「事情」が発生したなら言ってください。
しゃべり過ぎました。こんな事大病院で言ってたらもう来なくていいといわれるでしょう。
なにも、お忙しい医師に私個人の考えを述べたりしなくても、検査したくなければ検査に行かなければいいだけの話です。
だけど癌に関係ない病気もみてもらう近所のかかりつけ医なので、行かない訳にもいかなくて...
私は乳がんを経験し、肺の小結節以外にも膵臓にIPMNというものがあり、半年に1回検査しています。ですが、会社の健康診断では何一つ引っかかることはありません。
周りの同じ年代の人の中で一番良好な数値です。癌という病歴のフィルターをかけて見れば、良好な数値もへったくれもないんです。
ですが、癌を経験しても、今現在癌で身体的に苦しんでいない事を感謝しています。