髪の毛はあまり抜けないけれど 抗がん剤治療の記録２クール目
2016/12/15
私はＣＭＦ療法という比較的副作用の少ない抗がん剤をしているので、１クール目は、点滴したその時からその後もずっと、思ったより副作用がなく普通に生活出来ていました。
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抗がん剤２クール目を迎えました。
（１クール目の記録は、別記事：抗がん剤治療の記録１クール目 外来点滴に書いてあります。）
というか、テレビのドラマや闘病記、ドキュメンタリーって、抗がん剤治療をどんだけ悲壮感いっぱいに伝え、これからますます増えるサバイバーにどれだけの不安を与えているのでしょう。抗がん剤が終われば仕事に復帰する予定の周囲の人に「かわいそう」なイメージを刷り込まれるのは悲しいです。
２クール目の１回目の点滴後「油断」
いつも通り、電車で一人で行って一人で帰りました。１クール目で副作用が少なかったので、舐めてかかってしまい、夕食に天ぷらをけっこう食べました。
２時間後・・・
非常に胸やけがします。吐き気、嘔吐、吐き気止めを飲んでもすぐ吐いてします。病院に電話して吐き気止めについて質問しました。
ま、まぁ、抗がん剤をした日に天ぷらを食べるアホな人は私くらいしかいないかもしれません。その日は体力を消耗してそのままスイッチが切れるように眠りました。子供も、その日は夜泣きもせずスヤスヤ朝まで眠ってくれてました。
翌日、かなりのけだるさで、抗がん剤治療の悲壮感を感じていました。そのまた翌日初めて抜け毛の多さにもびっくりしました。ですがこれはまだピークではありませんでした。
２クール目２回目の点滴
あまり調子が良くならないまま、２クール目２回目の点滴をしました。家に着いてから、ずっと吐き気がしていました。これは１週間続きました。天ぷらは大嫌いになっていました(笑)
吐き気で子供が抱っこできない（泣）
その翌日、翌々日、抜け毛がものすごい！けど、不思議と頭に普通に毛が残ってるんですね。抜ける量にだけ気を取られると、ものすごく減ってように思いますが、その割にはまだまだ残っています。
それは、そもそも髪が抜けが少ないタイプの抗がん剤を使ったということもありますが、
あともう一つ、あります！
抗がん剤前にベリーショートに散髪で悲壮感なし
抗がん剤前に、「ベリーショート」に散髪していました。長い髪がごっそり抜けるより、短い方が抜けたときの掃除の手間、悲壮感も少ないです。
私の考えですが、毛根も、長い髪に栄養を送るにも疲れて毛を手放しちゃうんじゃないの？短かったら労力も少なく手放さないかも？そう思って、バッサリいっときました。病院内の美容室でその考えを言うと、全くそのとおりだと言われました。
意外と病院の中の一見ダサそうな（関係者のかたゴメンナサイ）美容室は使えます。有名チェーン店が院内にある病院もあると思いますが、なにより、抗がん剤の髪の悩み、髪型について、よ～～～～～～く熟知してらっしゃいます。美容師というより、医療スタッフの一員といっても過言ではないでしょう。
街のトレンドな美容院に行ったら、腫れ物を扱うように気まずい空気が流れるかもしれませんが、院内の美容院は客がほとんど病人です。私も、抗がん剤終了～毛量が普通に戻るまではベストな髪型を作っていただいてました。