肺がんの記録

【肺がん】入院当日、手術の説明を受ける

入院前に聞いていた、入院期間は8日~14日ほどの予定です。

~予定~

  • 木曜日 入院初日
  • 月曜日 手術、その後翌朝まで集中治療室
  • 火曜日 大部屋に帰る。飲食可、歩行可、リハビリ開始
  • 金曜日以降 状態によって退院日を決める
  • 退院後1週間後くらい 外来にて病理検査の結果と、抜糸。

入院当日は、説明、説明と、入れ替わり立ち替わり人が病室に訪れ、検査室に行ったり来たりといそがしく、荷物の整理も出来ませんでした。

面会はコロナ感染予防のため全面禁止。家からの荷物の受け渡しは受付でやってもらいます。私にとって全面禁止ってのは楽でした。

私にも、他の誰にも見舞客がやってこない世界というのは、心をかき乱される要因が少なくてよかったです。

手術の説明を受ける

胸腔鏡下手術

3か所の小さな傷をあけ、腹腔鏡下での手術予定ですが、手術中に術式を切り替える可能性もありうる、その場合は入院期間がのびる。

右中葉摘出

左の肺の袋は2つだか、右は肺の袋が3つあり、その真ん中の袋を摘出します。袋が左右2個ずつになってなんら不自由ない気がしてしまう。

 

合併症がおこったら入院期間がのびる

肺の手術だから肺炎を起こす可能性は少なくない、他の合併症についても、それぞれの事象に何人に一人の割合でこういった事がおこる。と説明されました。

 

手術中に病理検査

まず、癌と思われる部分を含めた餃子1個程度のものを切り出す。手術中に病理検査をし、予定通り「悪性」の結果であれば、右中葉を全部摘出する。

もし、「良性」とう結果がでれば、そのまま手術終了。

診断の時に、「9割がた悪性だろう」と言われて、細胞検査に進まず、「悪性」を前提に手術に望みました。手術中にやっとその1割の望みが絶たれるわけです。

詳細な病理検査は数日かかり、退院後に聞くことになります。

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術後の痛みについて

肺の手術なので、麻酔から醒めたらすぐ呼吸痛を感じます。つらいだろうけど、一晩で落ち着きます。傷そのものは数日痛みます。

傷そのものが癒えても、複雑に神経が通っている付近を切除するので、長期間におよび肋間神経痛になる人は一定数いる。

術後の痛みについては、鎮痛剤を数種類準備して、苦痛の対策は出来るだけやってくれるとのこと。

私は、鎮痛剤大盛で。とお願いしました。

鎮痛剤を多くすると吐き気がおこる。術後のせん妄もおこる。と聞きましたが、私は、そのバランスをみて吐き気止め等で対応してほしいと言いました。

叶うかどうかは別として、お願いはしておくべきです。

私は最後に念押しでこう言いました。

「痛いのが嫌。見た目の仕上がりが奇麗か不細工かなんか、どうでもいい。一ミリでも1秒でも痛みを軽減するほうに重視してほしい。」

というと、とてもわかりやすくてありがたい、要望がよくわかる。と言われました。

一か所だけ縫合されていた傷は研修医が縫ったんだろうなぁ。

こころおきなく教材に使ってくれたにちがいないと思います。


手術当日の様子はまた別記事で書きます!

                      

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