肺がんの記録

【肺がん】入院翌日~手術日を待つまでの記録

入院したのが木曜日、手術日が入院5日目の月曜日、それまでどう過ごしたかを書きたいと思います。

入院2日目

朝、院内の美容院が空くと、一番に髪を短く切りに行きました。

私は毛量が非常に多く、健康体でもシャンプーが大変で、髪を乾かすにも一苦労しているからこれは絶対必須です。

入院当日に引き続き、病室にいろんな人が現れます。研修医、麻酔科医、リハビリの医師、医療事務員までが入れ替わり立ち替わり。

というのも、今日は金曜日、手術日が月曜日なので、用事がある人は、今日私に書面にサインをさせなければならないからですね。

体力測定しました。酸素濃度計、心拍系をつけて、数分間歩いたり、握力等の筋力測定しました。まったく同じ事を術後にやって、回復度を見るためです。

午後から院内の歯科で、最後の歯のクリーニングをしました。口の中に菌がたくさんあったら術後の肺炎になりやすいからからです。

動脈から採血を足の付け根からしました。痛いのかとビビッてましたが、そんなに痛くありませんでした。採血後は止血のため30分は安静にしています。

空き時間があればすべてトレーニングに充てます。ストレッチと、コーチ2という呼気トレーニング機器で息を吸っては吐きの練習。2か月以上まじめにやりすぎて20代の肺活量に近づいています。

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あと、医師から聞いたのですが、年齢が上の人ほど呼気トレーニングを重視、年齢が若い人はストレッチ重視したほうがいいとききました。もちろんその人の症例によりけりなんだろうと思うけど。

一応補足させていただきますが、私は肺癌患者という世界の中では、若い部類の方でございます・・・

とにかく歩けと言われて病院の隅から隅までスタスタと早歩きしました。

そんなこんなで21時の消灯の時間までベットに横になることなければ、テレビを見る暇もありませんでした。

入院3日目

今日は土曜日。昨日の忙しさとはうってかわって誰も病室に来ません。

持ち込んだノートパソコンでYouTubeやらアマプラを視聴しました。この病院の患者用Wifiは良好大当たりでした。

ふっと、われに帰る余裕が出来た分、手術が怖いこと、この先々の事で気が滅入ります。

でもそうゆっくりしていられません。院内散歩、トレーニングに明け暮れました。他にすることもないし。

入院4日目

いよいよ手術が明日にせまりました。

ギリギリまで、院内散歩とトレーニングに明け暮れます。

大病院とはいえ、ここ数日ずっと院内をぐるぐる回っているのは、ちがう病気の人なんだと思われているんじゃないでしょうか。

夕方に入浴、数日はお風呂に入れないから念入りに洗います。

明日のICU移動のための荷物の整理や、飲み薬の確認、最終説明等またあわただしくなります。

飲食に制限はなく、夕食も普通に食べます。

全身麻酔の前夜は下剤を飲むのが当たり前と思っていたけど、希望があれば飲む。基本飲まなくていいとのこと。

消化器の手術でもないし、手術から一夜あけたら一人で歩いてトイレにいけるらしいし。

眠剤を飲んでもあまり眠れないのでイヤホンでツイキャスを聞きました。


手術日当日の様子はまた次の記事で書きます。

                      

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