怒りに任せて才能を開花させる
2019/12/12
前回、「病気になった事の怒りのベクトル」という記事で私は終始「癌」に怒りの矛先が向いてしまう事を書きました。今日は、その「怒り」という感情をうまく消化したり、利用したりしている「ネタ」について書いていきたいと思います。
以前私は「こころが辛い時はそれをそのまま書き出してみよう」という記事を書きましたが、その発展形のような事ですがお読みいただけますと幸いです。
「書く」という表現で発散
怒り、不安、妬み、などのネガティブな感情がつのる時はどうするか。
私はまさに今この記事を書いている事で、発散出来ています。一旦思うがままに書き出します。ですがここは私だけの日記帳ではなく、人目に触れるものです。人に見せてはいけないような文言を削除したり、もっと気持ちが伝わるようにと言葉を加えたり、人に見せるように作り直していくうちにいつのまにか自分自身を客観視出来ていて、怒りが終息へ向かっています。
また、自身のホームページや会社の仕事でもなく、副業のまねごとのように記事を請け負って書く事があります。その時は管理人さんの代筆で書いており、色んな設定、お題を出されて書いています。何かの耳より情報、何かの体験談、感想、作り話まで色々書いています。
主婦でも気軽に記事を請け負うことが出来るクラウドソーシングを利用しています。私はプロのライターではないので、作業スピードも遅く、報酬は時給に換算すれば高校生がコンビニでアルバイトするより少ないのです。ですが、書きたい時に書きたい記事だけ選んで請け負えるので、そこでうまく私の怒りの発散をさせてもらい、逆に報酬をもらえるなんてとてもありがたい事だと思っています。
請け負って書く時は、怒っているという直接的な表現は文章に表しませんが、「怒り」が書く事のエネルギーになっていることは確かです。ドラマで主人公が、感情が高ぶっている時に一心不乱にピアノを弾いているシーンがありますよね。私はピアノを弾くようにPCのキーボードを叩いているようなものです。
芸術はネガティブから生まれる
作家、俳人、画家、作曲家は、不自由な思いや、ネガティブなエネルギーを転化させて人を感動させる作品を創る人が多いと思います。ロックやhip hopは、若い人がポジティブもネガティブもリズムに乗せやすい素晴らしいジャンルだな~と思っています。
また、身体の一部の自由が効かなくなった人が、自由が効く部分の感覚が研ぎ澄まされるようになった話もよく聞きます。
逆に芸術家は全てが満たされると創れなくなってしまうのでしょうか。。。
人並みほどの感性の私たちは怒りをここまで高尚な芸術仕上げる必要はないのですが、自分自身の「芸術的な部分」をそこそこに楽しむきっかけにはなると思います。もしその感性に優れた方がおられたら、怒りに任せた才能を開花させてほしい。私はそれを鑑賞してみたい、そのメロディーを聞きたいです。
学習アプリで癒しと教養を得る一石二鳥
怒りにしてもエネルギーは体力がない時は湧きません。ただただ悲しみや虚無感の中で眠れもしない、苛立つエネルギーすら出ない。そんな時に私は楽な姿勢で、時には布団の中で寝ながら小~中学生用の学習アプリをします。苛立つエネルギーすら出ないのなら、考えるエネルギーも無いと思いますので、簡単な一問一答形式のアプリがよいかと思います。
以前このブログの記事「漢字検定アプリで小学校から学びなおし中」でもご紹介したのですが、
「漢字検定・漢検漢字トレーニング」というアプリをずっとしています。半年前は小学4年生レベルでしたが、最近高校入学レベルになりました(;´∀`)
このアプリは画面に文字を書き、正誤判定をアプリがします。昔から心を穏やかにする為「写経」をするなんて話を聞きますが、それを手軽にスマホやタブレットでしているような気持ちになりました。こころ穏やかになり、ついでにど忘れした漢字を再度学習できるのです。
私の場合は常識、教養が乏しく仕事もプライベートで恥ずかしい思いをよくしています。急ぎの伝言メモを素早く書いて相手に渡すも、ほとんど平仮名(笑)。出張や旅行のお土産をいろんな人にかなり頻繁に頂いているのですが、それがどこの町、国なのか全く出てこないで毎回トンチンカンなお礼を申し上げたりしています。
ですので、最近よく地図の県や国の形を埋めていくアプリをしています。
他に、県庁所在地、首都の一問一答アプリもよくしています。
地図学習アプリも、漢字学習アプリと同じく、怒りすら湧かない時の「写経」の代わりのような役目となっています。
漢字や地図だけでなく、人それぞれ、英単語であったり、元素記号であったり、自分のテリトリーで、心穏やかになれて副産物が期待できるものがあれば是非やってみてください。
やっているうちに本来の悩みの種から無心になれたならいいのですが、今度はその教養がうまく得られない事や、アプリの成績自体がよくなかったりすることにイラっとしたりします(笑)
実はそうなれば本来の「怒り」からの矛先がずれている事なので目的としては「成功」なのです。
ですが、アプリで得られる副産物はあくまで「おまけ」であり、癒しが主の目的ですので、副産物を期待しすぎてそれがイライラの種になる事は本末転倒です。気に入らなければすぐやめて、遠慮なく千切っては投げて、好きなものに出会えればいいかなぐらいのスタンスがベストだと思います(^◇^)
しかし、寝転んだりしながらしていることを「写経」の代わりだなんて、その道の方がこれを見るとお怒りになるかもしれません。。。
そして、もし「写経」の検索ワードで来られた方がおられましたら、大変申し訳ございませんでした。