こころが辛い時はそれをそのまま書き出してみよう
2018/01/30
心が辛い時、そのまま紙に書き走って、なんとなく心の整理をしていました。これは思春期頃からよくしていたいい方法だと思いましたので、ご紹介します。
*カウンセリング、治療などを受けて行ったことではない自己流という事をご承知おきください。
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こころが辛いことを解決するのが怖い
ストレスの原因、ストレスを抱えている状況が怖いというのはよくわかります。ですが、ストレスを解消する事、ストレスが無くなる事が怖い。不思議な感情ですが、これがあるんです。私には。
それは、考えてどうにもならない、本当に上手くストレスと付き合う事しかない状況ほど、ストレスを解消する行為が怖いのです。解消せずに、どんどん自分で自分にストレスを加して行くのです。
つらい事をそのまま書きだす
絵でも、字でも、穴を開けたり破ったり、好きなように書きます。日記帳のような立派なものを用意すると、思ったことが書けなくなります。チラシの裏とか、その辺の切れ端などがちょうどよいでしょう。へんてこりんな表現であればあるほど、よくやった!と自分を褒めていました(笑)
もちろん、パソコンや携帯のメモ帳に書いてもいいと思いますが、折ったり撫でたり引っかいたり(笑)と自由度の高い紙をお勧めします。
私の場合は、なんで私ばっかりがこんな目に!という事を書き散らしたものです。人にこれを言ったことはありません。返答に困るだろうし、そういう時は、激励や慰め、「辛いのはあなただけじゃない。」という悟しなどは聞きたくなかったからです。
人に見せられないので処分
さて、これが唯一の欠点です。おそらく、書いたものは近親者であろうと見つけられたくない作品が出来上がったと思われます。見られないように処分しないといけませんね。
大抵は破ってゴミ箱に捨てればよいでしょうが、もう、地球が揺らぐほどの大作が出来上がってしまった場合、シュレッダー並みに細かく切るとか、水浸しにしてから捨てるとか、燃やす(火の取り扱いにご注意ください)とかでしょうか。その処分を的確にしている自分にハッと我に返り、あ、私まだ大丈夫なんだ…と思ったりしました。
人に見られて大丈夫なものは処分しない
私の場合は残していいものは滅多にありませんでした。(笑)10枚書いたら1枚もないくらいです。もちろん、単純に邪魔で捨てかったら捨てましょう。捨てたくなかったら引っ越し先にまで是非持って行きましよう。
捨てずにとっておいたものを利用する時
よっぽど気が向いたらですが、ブログや、匿名掲示板などで交流をしてみる。人に言えないことをネットだから言えると事もありますが、発信出来ないような言葉やプライバシーが含まれている事を見過ごすこともあると思います。もしも、誹謗中傷を受けると心が軽い時でもショックを受けますので、一旦書走ったものを処分出来たあとの、少し感情が落ち着いた状態に交流を持ち始めるといいでしょう。
本当の作品になるかもしれない
処分していないものを集めたら、もしかしたら作品になっているかもしれません。誰かの役に立つかもしれないし、感動させるかもしれない。そして自分自身にとって有益な事の「種」となる可能性があります。出版社の目に留まって書籍化なんてビッグドリーム(笑)も見てもいいでしょう。夢はみるだけではタダですから。
まとめ
冒頭に述べた、ストレスを解消する行為が怖い。状況が酷い場合、紙に書く事すら出来ないと思います。カウンセラー、専門家、専門医に相談することをお勧めします。
- 書き出したものを処分するイベントも大事
- 処分しなかったごく少数のものは作品かもしれない