病気と仕事

「長期療養者職業相談窓口」についてハローワークで質問してみた

私は現在失業中です。職探しにハローワークへ行ったときに、「長期療養者職業相談窓口」というチラシが配られていました。

昔、癌治療と育児と仕事をオカシクなりながらしていた時にこの相談窓口があればよかったんですけど。(その時の様子はこちらの記事にかいています。)→http://nagai-michi.net/nyugan-kiroku-fukki/

今はさしあたっては必要ありません。でも、一度癌にかかって困ったことがあるので、この相談窓口のことはいつも、気になっていましたし、私の知り合いも興味を持っている人がいます。

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「長期療養者職業相談窓口」とは

「長期療養者職業相談窓口」は、厚生労働省の事業で、詳細はHPに載っています。

がん、肝炎、糖尿病等により、長期療養(経過観察・通院等)が必要な方の就職支援相談員をハローワークに配置。がん診療連携拠点病院等とも連携し、個々の希望や治療状況を踏まえた職業相談・職業紹介等を実施しています。

厚生労働省:政策について(雇用・労働) 長期療養者就職支援事業(がん患者等就職支援対策事業)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000065173.html

職探しだけでなく、応募書類や面接の相談もしてくれます。現在の就業先で仕事を続けたい相談にものってくれるとのこと。3か月間の支援期間を設け、担当者がついてマンツーマン支援してくれるらしい。

構成労働省のHPには、支援対象者は「治療等のために離職・転職を余儀なくされた方で~」と書いてあります。自己都合退職後に病気が分かったって人は、この文章だけみると支援の対象外のようにはみえるのですが・・・

私の管轄のハローワークでは求職登録に来た人全員にチラシを配っていたので、自分が対象外かもしれないと思っていても、興味があったら一応聞いてみるのがいいと思います。

「長期療養者職業相談窓口」を見ていて思ったこと

私はハローワークに普通の職業相談に行ったのですが、その日は相当混んでいて、1時間待ちでした(*_*;

待っているあいだ、その相談窓口を発見し、1時間観察することが出来ました。

私の管轄のハローワークでは、「長期療養者職業相談窓口」は割と人目につく、人が行き交うところに窓口がありました。気になる人は、病院の中の相談窓口が使いやすいと思いました。

ですが、自分のかかっている病院が「拠点病院」じゃないかもしれないですよね。拠点病院一覧は、厚生労働省のHP内で確認することが出来ます。

相談員は見たところ二人、窓口も2ブースあります。1時間で3人窓口にこられました。(全員が求職者じゃないかもしれないです。雇用主側、支援者関係の方の可能性もあります。)

相談員は、窓口で対面でお話をしていない時間は、ずっと電話にかかっていました。

その電話中、「よかったですね!おめでとうございます!」という相談員のひときわ高揚する声も聞き取れました。

「長期療養者職業相談窓口」の事を質問してみた

私は自分の番が来たので、今の時点で応募したいところの質問、相談などを済ませました。気になっていたので、帰り際にちらっと「長期療養者職業相談窓口」のことについて聞いてみました。

窓口で相談している様子

kotoneさんによるイラストACからのイラスト

 

職業相談とは?通常の窓口と同じように自分で仕事を検索で探して相談するのかそれとも、こんな求人があるよと提案してくれるのか?

一般向けにも公開されている求人をもとに、求職者のほうから相談を持ち掛けることが多いようです。相談員のほうから、あなたはここに応募しなさいよっていう感じではないようです。

相談員は求職者の主体性を尊重し、助言をメインにしています。

メンタル疾患も支援にふくまれるのか

私の知り合いも興味はもっているけど、メンタル疾患なので、支援対象外だろうなとあきらめています。一応これも聞いてみました。

メンタル疾患で支援対象になっている人は少ないかもしれません。ですが、相談員に申し出てみて、その時の状況や病状、本人の意思などで支援対象になる可能性はあるそうです。

そして、チラシに書いてある病名の「がん、肝炎、糖尿病」の希望する求職者が全員対象になるわけでもないようです。その時の状況で、「長期療養者職業相談窓口」ではなく、一般の窓口に行くように言われることもあるそうです。

まとめ

地域、ハローワーク管轄ごどに違いはあると思います。支援対象者になれるかどうかは別として、聞くのは誰でもいつでもできるので、電話で気軽に聞いてみればいいと思います。

私的にありがたいと思ったのは、応募書類のチェック、模擬面接もしてくれる事。病気の事を聞かれたら・・・模範解答も用意して行けますね。

現状はまだ働くようになってなくても、自分のかかっている病院が拠点病院かどうかも一応みといたらいいと思います!診察の帰りに気が向いたときにフラっと寄れますもんね^^

                      

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