膵嚢胞(IPMN)の記録

膵嚢胞かかりつけ医でのエコーの再検査の結果

2019/12/07

私は風邪をひいた後の咳が長引き、胸部CT検査をしたところ、偶然膵嚢胞が見つかりました。(別記事:胸部CT検査したら偶然「膵嚢胞」が発見された。に書いてあります。)

かかりつけ医に、総合病院の検査部の医師が来る日に合わせて来院し、腹部エコー検査をしました。

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エコー検査部の医師の所見

  • 肝嚢胞が5つあるがどれも留意しなくてよい。
  • 1cmの膵嚢胞あり。悪いものに見えないが、一度、膵臓専門医がいる総合病院へ行くようにと紹介状を書いてもらう。(ここで初めておよその大きさを聞いた。)

膵嚢胞とは

*(かかりつけ医で直接聞いたことをまとめ、略語を正式名称に調べなおして書いています)

膵嚢胞とは膵臓の中、もしくはその周囲にできた袋のことです。仮性嚢胞や漿液性嚢胞性腫瘍(SCN)というものは良性疾患とされていて、膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)・粘液産生膵腫瘍(MCN)というものは悪性リスクの可能性があります。

ほとんどが無症状で、私のように偶然、または人間ドックで発見されます。標準的健康診断では、オプションで「腹部エコー」を選択してない限り、多くの場合は分かりえないようです。

体のいろんな臓器には「嚢胞」というものは「よくあること」であって、留意しなくていいこともよくあります。ですが、「膵臓」に出来たものであれば、一度専門医に診てもらうべきです。

私の心境と行動

私は帰ってから「膵嚢胞」に関する情報を検索しまくりましたが、あまりいい事は書いていません。癌化いわゆる「すい臓癌」になる、もしくはすでにそれが癌であるかもしれない事、すい臓癌は早期発見でも生存率が低いこと、膵嚢胞の多くはIPMN(膵管内乳頭粘液性腫瘍)といわれるもので、癌になりやすい、という情報ばかり選んで見ている自分に気づきました。

私は乳がんサバイバーですが、多くの方が自身の乳がんのことをブログにしたり、コメントしあったりするのをよく見かけます。

それに比べ、「すい臓がん」や「IPMN」は、情報も発信している人も少ない事からも、元気にしている人が少ないのかと思ってしまいます。ですが、「IPMN」の段階では、あらためて書くまでもない大したことない事だからと、発信していないのかな?と、もやもや考えておりました。
moyamoya
ハッ(゚Д゚)!いやいや!インターネットに踊らされてはいけません。確率を調べても「私」の検査結果が私だけの結果だからです。と分かっていても、踊らされてしまうんですね~。

そんな中でも、すい臓を切ってもマラソン大会に出場している人のブログや、治療を終えて美味しいものを堪能したり、体力を使う仕事を続けられている人のブログを見つけた時のありがたかったこと。。。

私の結果はまだなにも出ていないので、もしかして、あと2~3記事くらい書いてから、「留意も経過観察もしなくていいですよ」なんて言われて膵嚢胞のカテゴリが終わってしまうかもしれませんが、

そうだとしても、「心配したけど結果悪くなかったケース」として、ひとつの情報になればいいと思っています。

そうであったらいいんだけど^^;

すい臓専門医の予約がとれたのは1ヵ月以上先の日でした。

まとめ

  • 膵臓は無症状なので、たまに健康診断のオプションで「エコー」を選択してみるのもいいかも
  • 他の臓器と違って、嚢胞を経過観察しなくてはならない
                      

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