陥入爪（爪床爪母の形成を伴う複雑）手術体験談

2018/11/19

1年前に、陥入爪の爪甲除去術http://nagai-michi.net/sonota-kiroku-makizume1/をして解決したと思っていました。ところが、爪が生えてきたところをまたしても同じところをぶつけて出血、膿がたまり、2カ月ほど様子を見たけど治りません。それでも素足でいると痛くないのです。膿は爪の内側に溜まっているのがわずかに透けて見えており、一見何もなく綺麗に見えますし、夏の間サンダルで過ごしていたのでやり過ごせていました。これから素足で過ごせなくなる季節、靴下を履くだけでも痛い。布団の重みでも痛いことを自覚してきました。

１年前に手術をした病院へ行き、再度手術をすることになりました。絶対に一生ぶつけたりしないから今回も抜去だけにしとくか、ちょっとぶつけただけでこうなるならば、3回目の手術したくないし、ついでにもう根治させとこうかなぁ。

などと医師と相談して、今回は切除した部分の爪が2度と生えてこなくなる、爪抜去と、爪床爪母も切除する手術をすることにしました。

陥入爪手術（爪床爪母の形成を含む複雑）とは

爪は爪母を残していたら、爪だけとってもまた生えてきます。生えてきた爪がまた陥入爪になって同じことを繰り返すのであれば爪母自体も切除して生えてこなくなるようにします。爪母をフェノールという薬品を使って壊死させる方法もあるようですが、デメリットもあると聞きます。この病院のやり方か、たまたま私の場合なのかは不明なのですが、フェノールを使わず、メスで切除するようです。

陥入爪手術「簡単なもの」と「爪床爪母の形成を伴う複雑」の比較

せっかく両方を経験したので、表形式で比較したいと思います。あくまで、私個人の症例、体質、クリニックの医師のやり方なので、あまり大きなよりどころにはなさらないでください。

＊簡単なものの詳細は以前の記事　コチラで書いております。

	簡単なもの	爪床爪母の形成を伴う複雑
予約	初診でもその場でいきなりやってくれた	予約して手術室で行う。なんとか1週間後に予約がとれた。ちなみに、秋口は予約が込み合うらしい。サンダルでしのいでいた人が手術を覚悟する時期のため。
手術の所要時間	麻酔～すべて終了までが20分弱	準備～消毒～麻酔10分＋手術20分＋手術室で安静30分
麻酔について	親指の根本に3本うつと聞いたがなんか1本少ない気がした。痛みの程度はコチラ	麻酔の方法は左に書いた「簡単な手術」と全く同じと聞いたが、１本多い気がした。
手術中の様子	あっというまに丁寧な爪切りのような感じで終了。切開してないので縫合もなし。	細かい彫刻をしているような様子にみえた（笑）
手術創の様子
処方薬	抗生剤5日分	抗生剤5日分（のちの通院で＋5日分追加された）、鎮痛剤
術後の注意	・抗生剤を毎食後飲む事。・シャワーなどで患部を濡らすのは明後日の診察まではしないように。・デスクワークならば当日からでも普通に勤務していいとの事。・普段の生活でＯＫ，歩く事も無理ない程度で構わない。・包帯も巻いているので2週間程度はサンダル履きでしのでください。	・抗生剤を毎食後飲む事。・2週間濡らしてはいけない、お風呂はナイロンでおおうなどする。・デスクワークで通勤に困らなければ明日から出勤可能、だか、出勤するつもりでいても痛いので休んでしまう人も多い。（私はあらかじめ翌日だけ有給とっといた。）・手術当日は歩く時以外は足を心臓より高い位置にしとくこと。
術後の痛み	麻酔が切れたら痛み出します、そりゃあ、1/8でも根元から抜爪してるんですからね。１～２週間痛みが続きます。	麻酔が切れてから、手術当日は削った爪母のところが相当痛むとの事。翌日からも、簡単な手術の時より痛むとの事。と言われていたが、個人的に、簡単な手術の痛みと大差ない気がした。
通院計画	明後日に来院し、順調ならもうそれで通院終わり。	・明後日に来院それ以降出来れば２週間毎日通院（病院が週２日休診なので週５通院）・順調なら２週間後抜糸→通院終わり
手術代（再診料込み健康保険３割負担の場合）	￥3,000	￥8,000