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肺がんの術後とIPMN異例の選択

2024/04/09

先月、肺がんの手術をして退院しました。病理検査の結果は、初期の原発性肺腺がん(ステージ1A2)。

手術した後の化学療法等の追加治療はなくこれで終わり、経過観察のみとなりました。

ですが、肺腺癌の特徴でもある、なんだかわからない「不明ななにか」が多発しています。

今、5つ、両肺に良性とも悪性とも判別してない小さな「不明ななにか」は取り残されたままになっています。

そして、退院後から空咳がはげしくなりそれに今一番苦しんでいます。

一方、IPMNのほうは、3つあるうちの一つの大きさの経過が右肩上がりに増大し、現時点で癌化は強く疑わないが、将来手術を検討することにはなりそうだ。とのこと。

 

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これらをふまえ、私は決断をした。

  • 肺がんに関しては、再発しても、今多発している小さなものが癌に成長しても、肺はこれ以上手術はしない。強い抗がん剤もしない。
  • IPMNは手術も、治療もしない。よって時には苦しい検査もある経過観察は無意味となる。ホスピスがある病院へ紹介状を書いてもらった。

20代から乳がんフルコース治療しており、肺がん、IPMN、と、多重がん体質の私が、癌を発見するたび周りの臓器も巻き込んで取り去ってくのはキリがない。

場所、規模にもよるのですが、膵臓に限っては癌化しても手術しないことを固く決意した。進行の速さに任せて不自由さや痛み苦しむ期間を早く通過して召されることを期待し、その間緩和ケアを最大限してもらうことを希望した。

投げやりでもなんでもない、それが私の有意義な選択なのです。

総合病院からホスピスへの紹介。それは末期か、そこまでいかなくとも少なくとも、緩和が必要ながん患者がほとんどであろう。

肺がんは手術でとったばかりで、IPMNは「癌」ではない、今、癌にすらなっていない私が、とりあえずはホスピスがある病院の内科の外来あたりへ通うだろうと思っていました。ですが、ホスピスそのものの緩和ケアの先生が主治医になりました。

病院にとっても、私のような患者の受け入れは珍しいようで、そもそも受け入れ可能なのか、主治医は誰が適当なのか、いろいろ検討を重ねて受け入れを決めてくださいました。

手を差し伸べる像

 

まだ初診の日は来ていませんが。どうなることか。

そして、肺がん術後で咳が激しいなか、復職しなくてはいけないことになりました。こちらのほうが投げやりな復職であることはいうまでもありません。

すぐにでも辞める覚悟をもっての復職です。本当に申し訳ない。

                      

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