メンタル

無再発生存して気が付けば、家も貯蓄もないけれど

私は乳がんの治療に莫大な医療費がかかったことだけではなく、様々な理由で家も老後の貯蓄も持たず、生活費は夫の給料で使い切り状態、私のパート代は自身の病院代や検査費用、他事情に入用なバイバー40代を過ごしています。

子供は大学へ行けるのでしょうか。その時がくれば奨学金などを考える必要がありそうです。

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マイホームも老後の貯蓄もない事情

  • がん保険に入っておらず、さらに手厚い「医療保険」にも入っていない状態で癌に罹ったことが1番痛いところです。
  • 治療中に子供が新生児だったので、3歳までは預ける予定をしていなかった想定外の保育料がかかりました。
  • 子供が3歳を迎えたら完全職場復帰して沢山働く予定でいましたが、そうもいきませんでした。
  • 乳がんに罹る前からですが、治療が終わって10年以上経っても何かしらの他の病気や検査で医療費がかかり続けています。
  • 病気以外の「金銭的事情」があります。ここでの事情の説明は割愛します。

夫と子供は、私という人生に巻き込まれたのでしょうか。そうだとしても私が自責をし続けて暮らす事が家族にとって有益であると思えません。

もうかりまっか?の時代から楽しいでっか?の時代

もうずいぶん前の2005年の事ですが、河合隼雄さん(元文化庁長官で心理学者)という方が、「うつ社会・日本」というテレビ番組でこう言っておられたのを思い出します。(河合隼雄さんは2007年にお亡くなりになりました)

時代の流れにより、「もうかりまっか?」から「たのしいでっか?」にシフトチェンジした方がいいというものでした。

「もうかりまっか?」「ぼちぼちでんな。」

昭和の関西地方でよくある挨拶言葉だったような気がします。本当に儲かっているのかを聞きたいというより、それが「挨拶」なのは察します。全国区でもその意味は浸透していますね。高度経済成長の時代には、「儲かる=幸せ」であり、ある程度努力すれば儲ける事ができました。ですからこういう挨拶がモチベーションをあげていったのだと思います。

努力だけでは儲からない、戻れない

今は「もうかりまっか?」と言われても、ほとんどの方が儲かっておりません。今の時代は努力だけでは儲かりません。そして今の社会は一度社会から離れるとなかなか社会へ戻れません。癌治療と就労問題、介護退職、うつ病による退職の問題など、苦労している方も多いと思います。

「儲かってないものを儲ける事」より、「儲かってないけど、楽しい」事象を作る方がいくぶんかしやすく、些細な事を「楽しい」と思えば、気持ちが楽になれます。儲かっていようといまいと、それが気持ちの落ち着く先です。
tanoshii
私の周りはこんな時代にも関わらず、みな高給取りです。そんな中、私の存在は浮いて見えます。私の周りの人の奥様は専業主婦です。子供には沢山の教育費をかけ、海外旅行に行く際の小遣いが少ないという愚痴を聞きながら、人は人、私は私の生活を送るべく、「儲かりまっか?」いや、「儲けず楽しむ方法考えよか」そう自問自答してパートをして明日も自身の病院代を稼ぐとします。

                      

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