胆・肝・膵 の病気について

胆石が胆管に詰まって急性膵炎~緊急入院

このブログは、私、みち子自身の病気の体験や経過をつづるものですが、このたび夫が胆石を胆管に詰まらせて入院、手術をしました。膵臓に関する病気でもありますので、これも綴っておきたいと思います。

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痛み発生から最初にクリニックへ行くまでの流れ

緊急入院に至る3日前から下痢や腹痛があったようですが、土、日をはさみ、救急病院へいくまでもないと自己判断し、薬局で買った薬を飲んでごまかしていました。

休み明けでも会社を休むことなく出社してみたものの、これはいかん、と午後に自力で運転し、近所のクリニックへ行きました。

思えば2~3か月おなかの調子はよくはなかったものの、もともとよく下痢をする体質のうえ、食生活も正しくなかったのでそんなもんかと思っていたようです。

クリニックの医師が血液検査、CT検査をし、すぐに家族を呼んでこのまま紹介状を持って別の病院へ入院するようと言われました。もう夕方になるので、入院する病院は、救急病院へ行ってくれとのことです。

私はひとまずクリニックへかけつけ、医師の話を聞きました。

クリニック医師
胆石が胆管につまって、膵液の流れを遮り、膵炎をおこしています。肝臓の数値も悪い。アミラーゼの値がとんでもなく悪いので、一刻も早く行ってください。

クリニック医師
3日前から痛むっていっていましたが、そのとき救急外来に行ってたらこんなにひどくならなかったんですよ。

みち子
石を取り除けば膵臓も肝臓も正常になりますか?

クリニック医師
それはね~。どこまで完全に正常にって言われるとなんともいえないです、これから行く病院でも検査するから詳しくはそちらで聞いてみてください。

クリニック医師
救急車でいくほどではないけど、早く行ってあげて。先方には受け入れ要請しといたから。タクシーで行く?奥さん落ち着いて運転していける?

みち子
運転していきます。軽自動車だから後部座席に寝かせるスペースないし狭いし、普通に助手席で座らせていいですか?その救急病院、まあまあ、遠いんですが・・・

クリニック医師
いいですよ。これ、病院までの地図ね。あ、ウチの会計済ませていってねー。

救急病院へ到着、検査、診察

紹介状を窓口に提出。受付の人から、ここからは車いすで移動してくださいねー。と言われ、私は車いすを押して検査やら診察へ夫をつれて回るのでした。

それから診察を待つことも検査を待つことも長い長い。一刻も早く行ってくださいといわれていて、待ち時間が長いとは。。。

救急病院だから緊急性の高い患者さんが多く訪れ、救急車も次から次へと入ってきていますもんね。仕方ないです。

救急病院の医師の説明

  • 先ほどのクリニックでみたとき詰まっていた石ですが、内視鏡検査をしてみると、今の間にスポッと抜けていたようです。これで、緊急的に石を取り除く手術は不要になりましたが、膵炎を起こしているので最低1週間は入院して安静が必要です。
  • そして、先ほどの1つの石は自然に取れたわけですが、実は胆嚢の中に数えきれないくらいの胆石が詰まっています。いつまた胆管をふさぎに来るかわかりません。この入院中にそれが起こると、またそれだけ入院期間が延びると思ってください。
  • 胆嚢は摘出してまったほうがよいでしょう。膵炎がよくなってから一旦退院することもできます。改めて胆嚢摘出手術のため再入院するか、別の病院に紹介状を書くこともできます。この入院中に予定を考えましょう。

やっと入院病棟へ

それから病棟へ行って夫かベッドで横になったのは23時でした。点滴をしており、そのまま眠りにつきました。

奥さんはコチラへどうぞと看護師さんに呼ばれ、一通り、入院に必要な書類の説明をうけ、家に戻った時は日付が変わっていました。着替えなどなにも持っていません。次の日の朝に一通りの荷物を届けました。

膵炎で1週間程度の入院だったら、軽度の膵炎で済みそうってことかな。クリニックの先生話ではどうなることかと思ったけど。少しだけ安堵しました。

実はこの3日後に、また石が詰まっちゃったんですよ。次の記事では、入院中のこと、内視鏡で石を取り除いたことについて綴っていきたいと思います。


冒頭ににも書きましたが、今回、私の事じゃなくて、夫の事を書いております^^;

                      

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