漢方薬を味わって飲むという提案
2016/12/14
今や漢方薬は、外科、内科、大病院、個人病院、多くの医師が処方をしてくれます。ドラックストアでも売られているのもあります。薬の形状は細粒や顆粒が多ですが、錠剤のものもあります。今日は粉の漢方薬を味わって飲むという、ささやかな楽しみのご提案です。
*私は医療従事者ではなく一患者ですので、薬品名を挙げての「飲み方」は控えさせていただきます。
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処方された粉の漢方薬をお湯に溶く
これは10年ほど前のかかりつけ医だったところの医師に教わりました。西洋医学の薬と漢方薬の両方の薬を組み合わせることが得意な医師でした。漢方薬をインスタントコーヒーのようにお湯に溶いて飲むと吸収がいい。自分が一番飲みやすい温度まで水や氷で調整して、飲んでみてください。そう言われてからずっと漢方薬を溶いて飲んでいます。
薬によっては、粉が胃の中で溶ける時間を考慮されて作られているものであったり、お湯に溶いた事で作用が弱まるなどの都合があるかもしれません。また、お湯で溶いておいて、冷やして飲む事が効果的な種類の漢方もあると聞きました。医師か薬剤師に相談してからお試しいただければと思います。
もし、選べるならば美味しい方を
大体の薬が苦いですよね(笑)けれど、お湯に溶いてみる事で、香りが甘かったり、苦さの中に高貴な香辛料の味を感じたりなどなど、色々な発見があります。薬なのに、「あ、これ好きな味だ!」と思う漢方薬があったら是非その薬の名前を覚えておきましょう。
なんだかんだ、結局またその類のお薬にお世話になる事って、多いです。たとえば風邪を引いたら「熱」「咳」「鼻水」など、どの症状が一番辛いかって、毎回同じだったりしませんか?
次に同じような漢方を処方してもらう時、購入する時に、第一条件が効能だとして、第4第5番目の選択肢として、「好きな味」を候補に入れてみるのはいかかでしょうか。
まあ、あまり医師に向かって味の注文まで出来る人はいないですかね^^;私は味の感想を医師に言ったことがあります。
しかし、「味」を報告してくれる患者さんはあまりいないので嬉しいですよ。
こんなふうに、医師となんでも話せる状況っていいですね。
カップも好みのものにする
私は漢方薬を溶いて飲むための「デミタスコーヒーカップ」を買って楽しんでいます。
このカップはかなり小さいのです。ティースプーンが大きく見えますね^^
漢方の粉はお湯に溶けにくいものが多いので、沈む成分を浮かすように常に混ぜながらゆっくり飲むのです。
まとめ
- 漢方薬を溶いて飲むと吸収がよいだけでなく、味わって飲める
- 自分の好きな味だと思った漢方薬を覚えておく
- 医師となんでも話せる関係性をもちたいですね