産後太りならず、抗がん剤後太り18kg増でダイエットした話
2017/04/02
私は、産後すぐに抗がん剤治療をしました。抗がん剤終了後2年の間に18㎏太りました。それは、
頑張った自分へのご褒美を自分で与え過ぎ続けたからです。
私はホルモン療法をしていませんが、太りました。ホルモン療法をしている人はさらに太りやすいのです。病気になっただけでも辛いのに、太らないように我慢する辛い宿題が与えられ、どうストレスの行き先、モチベーションの維持をしていけばいいでしょうか。
副作用で太ったわけではなく、単純な食べ過ぎでこんなにも太った私が書くのも恐縮なのですが(汗)体験談を含めて綴りたいと思います。
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太ったことを受け止めるまで
まずはは抗癌剤終了からあっという間に5㎏太りました。この時私は1年間、自由診療である「自律神経免疫療法」という治療の為に手術した病院とは別の医師にかかっていました。(別記事:自律神経免疫療法(刺絡療法)一年間の記録に掲載しています)医師のアドバイスのもと、食生活も気を付けていたので1年間は5㎏増(回復)で落ち着いていました。その時は誰からもよかったねって言われました。
この1年は、みんなが会うたび、太ることを祝福してくれて、食べても吐かないなんてすばらしい、食べたい放題、本能の爆発が止まりませんし、太ることの危機も感じません。
自律神経免疫療法に一区切りをつけた時、経過の報告をする機会がなくなった私は急激に太り始めました。私は抗がん剤終了から1年経ってもまだ「頑張った自分へのご褒美」を与え続けてるどころか、どんどん増やしていったのです。
この辺で、太るのやめておこう。なんて本能のコントロールがききません。体重計にも乗らなくなり、体重のことは都合よく忘れていました。
スーパーの店員という仕事がら、常に食べものの誘惑にあふれています。とくに、惣菜の売れ残りなんて。。。捨てるの勿体ないやん!!!食べることをセーブして体重を保っても、再発したら全部パーだぜ。そんな都合のいい時だけネガティブ思考も舞い降ります。
自分を受け止めなければならない時が来ました。定例の健康診断で増加率を指摘され、要面談となりました。10㎏までは体重計に乗っていましたが、18㎏増をこのとき正確に受け止めました。こんなにも急激に太れば、私の面影はなくなりつつありました。乳がんは、太り過ぎも良くないのです。
- 肥満は乳がんの再発リスクを高めます。
- 術後のリンパ浮腫の発症率を高めます。
なんとかしなくては!!!
自分なりのダイエット法を計画しました。平均1か月1㎏減、2年で元に戻そう!
逆に、大病をしているのだから、短期間に痩せる計画だけは絶対にしてはいけません。1㎏以上痩せたら少しセーブしました。
仕事に活かすモチベーション 一石二鳥ダイエット
痩せる宣言をして、ほどほどな肉体労働をかって出ました。今まで治療で迷惑かけた恩返しと人事評価向上の一石三鳥と自分に言い聞かせます。とくに、若い人には嘘でもいいから、「痩せましたね」と言ってもうらようにこちらから頼んでおく(笑)。ダイエットに関しては性別、老若男女を問わずいい話題作り、いい雰囲気になりました。
そして、よく動く人=よく働く人=思ってもらえ、動いた成果が体に「証拠」として出ていますので自身が持てます。わずかながら昇給がありました。
仕事だけではなく、家事も同じ考えでいいと思います。これもやはり、家族に痩せた成果と、家事の評価を言ってもうらようこちらから頼んでおくべきです(笑)。ブログにダイエット日記をつけて交流するなどもいいモチベーションになると思います。
食事に全般において
緑黄色野菜、食物繊維を多く含む自炊を心がけました。以下に挙げることは、私が「治療後」におこなっていた事です。現在治療中の方は、何がどう作用するかわからない事もありますので、医師にご相談の上ダイエットを行ってください。
炭水化物を減らす技
白滝や、白い糸こんにゃくをゆで、細かく刻んで白米に混ぜるのです。とくに、カレーや丼ものには最適です。マンナンヒカリなど最初から混ぜて炊くタイプでは、働き盛り、育ち盛りの子供とともに食卓を囲むならば使えませんね。レトルトをレンジでチンして自分だけカロリーカットする手もあります。
レトルト製品は高いですし、保存料や防腐剤などで懸念されるならば、やっぱり白滝刻みですね^^開封して自分一人用に使って残りは、保存液が入ったまま袋の口を輪ゴムで縛って1週間程度冷蔵庫で保存できます。
炒め物の油を少量にする技
テフロン加工のフライパンに、油を敷くのではなく、塗る。焦げ付きそうになったら油ではなく、「酒」を振って炒め物を滑らすように炒め上げる。
その他の私の置き換えダイエット
- 野菜炒めやチャーハンの具の肉はちくわに置き換え
- ハンバーグはひき肉を減らして豆腐と「麩」でかさ増し
- キャベツだらけのお好み焼き
- ゼリーは寒天に置き換え
なにはともあれ、増えたものを2年かけてある程度戻すことはできました。どちらかというと、食事制限より、体を動かす事のほうが功を奏した気がします。
自分への言い聞かせがてらのまとめ
- 頑張った自分へのご褒美は計画的に
- 頑張った事を一石二鳥にする
- しらたきは味方