【肺がん】手術翌日の記録~すごいスピードで回復~
腹腔鏡下 右肺葉切除術 翌日の様子
さて、手術が無事に終わったら、翌朝からスパルタでリハビリが始まります。
朝6時ころ、バイタルチェックと採血
すぐに結果が出て、起きてOKと言われます。
やっと血栓予防の足のマッサージ機が取れた。足がふやけています。足裏をタオルで拭いてもらった。
ゆっくりとリクライニングをリモコンで上げていきますが、これだけで肺が痛い。1時間かけてちょっとずつ角度を垂直近くまで上げてやっと座れました。
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7時。飲水テスト。導尿カテーテル抜去
水がむせず飲めたら、水分摂取OK。薬も徐々に経口摂取に切り替えます。
心電図などの機械から離脱。
おしっこの管も抜いて、歩いてトイレに行けるとのこと。
ですが、まだ点滴とドレーン(リンパ廃液などを出すため右脇から出ている管)がつながっています。
7時半、回診
昨日手術していただいた外科チームが病室に訪れ、傷の具合を見たり消毒したりしています。
今のところ経過も良好なのでどんどん動くように。と言われました。
ベットから足をおろして、立ち上がってみる。
立てた!数歩なら歩ける。室内の洗面所で歯磨きをした。
8時レントゲン撮影
車いすで検査室に連れて行ってもらい、胸部レントゲン撮影。
なんだかまだふわふわしていた。
8時過ぎ、トイレ
おしっこの管を外してから最初のトイレ。最初は看護師さんに付き添ってもらって行く。
なんせ、点滴とドレーンの二つを同時に押して行くのでそれだけで大変。
10時大部屋に帰る
術後だったので個室に居ましたが大部屋に戻ります。
11時リハビリ
リハビリの先生がやってきました。
腕の上げ下げやマッサージをしてもらったり、
リハビリの先生とゆっくり歩きます。酸素メーターをけて、ちょっと歩いて一旦止まって呼吸を整え、また歩き出す。距離もどんどんのびて本来の歩き方になってきました。
今日の目標は、点滴とドレーンを上手に引きずって一人でトイレに行ける事です(笑)
余裕があれば一人で病室まわりを積極的に歩くよう言われました。
12時昼食
昼食が半分以上食べれたら点滴を外すとのこと。
半分以上食べて点滴が外れ、ドレーンのみとなった。
昼寝
もう午前中だけで疲れ果て、鎮痛剤も眠気を誘い、一旦寝ることにしました。
15時清拭
まだシャワーに入れないので、タオルで体をふいて、着替えます。
これ以降も、病室の近くを歩いてみたり、普通に夕食を食べ、わりと普通に過ごせました。
ちょうど昨日の今頃手術が終わったのよね。。。と思うと、自分でも回復の早さにびっくりしていました。
あと、私の左腕が内出血で手先まで全部紫になっていて、どうみてもゾンビです。手術中に左腕の動脈から採血した時に内出血が派手におこったようです。
私は以前の乳がんの手術の時に左腋窩リンパを全摘しているので、右腕からの採血も血圧も禁忌なのです。左腕に集中して点滴、血圧計装着してるさなかの動脈からの採血はかなり奮闘したようです。
職場復帰の時期が冬でよかった。。。
鎮痛剤について
手術翌日から日常生活を一人で出来て、軽く歩ける程度に頑張るため、鎮痛剤を出してほしい時にナースコールで出してもらいます。
我慢強い人もいるようですが、痛いと思ったらすぐ薬を飲んだようがよいと言われました。残り少ない入院期間のうちに、どんどん動けるようになって退院するためです。
鎮痛剤は、2種類用意されていて、最初に飲んだ薬の効きがイマイチだったり、効き目が早く終わったとしても、違う種類の鎮痛剤をすぐ飲ませてくれます。
昔、別の手術後で、6時間経たないとダメなんですよ~と言われて痛みに苦しんだ事がありましたが、今回の術後では全くそんなことはありませんでした。
ちなみに、2種類目の薬も効き目が切れて我慢できなければ、3種類目の薬も一応用意はあると聞いていました。
鎮痛剤が最高に効いている時でも完全に無痛ってことはありませんでしたが、これも徐々に日が経過するにつれ薄れていきます。
手術から2日目以降の記録を次の記事で書きます。