肺がんの記録

【肺がん】外来で病理検査結果を聞きに行く

医師からの電話

退院から1週間後、いつになるか分からないと言われていた「病理検査」の結果が出たと、担当医じきじきに電話をくれた。

思ったより早かったな。

想定外に、医師がそのまま電話でつらつらと結果を言い始めました。

対面して画像とか見せながらじゃなくてええんかい?

と思いましたが、実は末期といわれるんじゃないかとか、別の問題が見つかったとか、

そんな思いをめぐらせながら遠いところにいつも一人で来院し、適応障害もかかえる私の足取りを心配されての配慮だったそうです。

【決定】肺がんの病理検査結果

  • 原発性肺腺癌ステージ1A2
  • 抗がん剤等の追加治療必要なし
  • 今回切除した以外に、両肺のいたるところに6つの小結節を残置している(最大7ミリ)
  • 再発率、生存率、聞いたけど興味なくて忘れました

この病理の結果が出るまでは、22年前の「乳がんの肺転移」の可能性もごくわずかながら捨てきれないと言われていましたが、転移巣ではなく、原発性の肺がんとやっと白黒つきました。

あと、肺の小結節が6つも両肺に取り残されており、これが手術適用の大きさになるかどうかは5年~10年がかりの検査になるだろうとのこと。

このうえまた肺葉切ったらどこで息すんねん!

と言いましたら、肺は全体の50%まで切除可能らしいです。(私はしないけど)

生存率という言葉

思えば、私はこれまで、どれだけ医師のだけ言葉じゃ満足せずに生存率を調べまくり、生存率という言葉にすがっていただろうか。

22年前の乳がんのほうが、肺がんに比べて進行はしていた。

乳がんでタヒななくとも、肺がんでタヒななくとも、膵臓癌になる可能性も高い私は、

これまでと違って、「生存率」は逆の意味で私を苦しめるようになりました。

むしろ、今後10年も生存していたらどうしよう。

生存していたほうが怖いと思うようになりました。

肺がんに関しては、復職は退院の翌日からでも可能と許可が下りてますがまだ復職していません。

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今後の肺がん経過観察予定

近所のクリニックに協力依頼をし、連携病院に指定、カルテをオンラインで共有します。

近所のクリニックにて2~3か月に1回経過観察。手術した遠方の総合病院で半年に1回経過観察。

最大5年経過観察をします。普通は。

(私は普通ではありません)

復職にむけてもう一つ検査

復職に向けてようやく動き出せますが、ひとつIPMNの検査をここでやっておくことにしました。

肺がんの手術であれこれしていたため、IPMNの検査が一回飛んでいます。

しかも、前回の検査結果が、サイズが右肩上がりに増大して「手術を検討するかどうか」ということで終わっています。

もし復職しても、今度すぐに「膵臓癌」となってまた休職やら退職はもうしんどい。

IPMNが膵臓癌に向かっている可能性が強い。となったら、もうこのまま退職しようと思ったからです。

そして、このIPMNの検査が最後の検査となるのでした。

                      

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