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【定期】緩和ケア外来再診2回目

観測できる癌がないのに緩和ケア外来に通うというちょっと珍しい私ですが、

今日は前回の初診から半年たった定期の通院の日です。

前回の通院の記録 ‎

痛いとこも不調もありません、今日は肺がんの最終検査結果を持っていくことと、質問と、ご相談ももって行きました。

質問に対する医師の回答

質問1,タヒぬとき痛いですか?(いきなりの直球です。)

医師の回答

タヒぬ瞬間というのは、意識がすでにないと仮定すると、タヒに至る2か月前~2週間前程が最もしんどいです。

(もちろん、人それぞれなので一概には言えないが)

痛みを緩和するため、基本モルヒネを使うだろうけれど、完全にゼロには多分なりません。自分で食べれる、眠れる、排泄する、入浴も出来る程度に苦痛を押さえます。

けれどだんだん食べれなくはなります。物理的に食べれないというより、食欲自体がなくなっていきます。

それと同時に自分の身の回りのことが出来なくなってきます。それをスタッフが介助するためにもホスピスがありますし、家がいい人にとっては、訪問看護もあります。

「痛そう」というより、「しんどそう」と第三者からは見えるでしょう。

 

質問2.私は膵臓癌になるリスクが高いのですが、以前、下世話な雑誌で、「医師が語る、痛い癌ランキング」の1位が膵臓癌でした。やっぱ医師がいうとおりなんだから相当痛みもだえ苦しむのですか?

 

医師の回答

ほんとうに医師がそんなことを語るのかが一番謎ですが、それはおいといて。。。と。

どの癌でも病院にさえかかっていれば、苦痛というのはケアによってある程度コントロール可能です。一概に、膵臓癌だから痛いとか、他の●●癌はあんま痛くないとか、差はないように思います。うめき声を上げている人はいません。

私たちのこの職業、2,3日に一人のペースで人を看取っていますが、毎回死に際のもだえ苦しみに付き合っていたなら、私は精神崩壊し、この仕事を、続けられていません。

私が、今まともにあなたにお話しが出来ていることで信じてもらえないでしょうか?

 

健康診断の胸部レントゲンはこの病院でやる

私は肺がんの手術で右中葉を摘出していますが、それでもまだ6つも異常陰影を残したままです。

せっかく、もうこれ以上検査しないという決断をしてこの病院にかかっているのに、会社の健康診断の胸部レントゲンにまたひっかかって再検査なんてしたくないし「再検査」の文字も、「異常なし」の文言すら見たくない。健康診断をしたくないのです。

医師と打ち合わせました。

・胸部レントゲンは、健康診断日以前の3か月前までの他医療期間の所見が流用できる

とされているので、健診センターでレントゲンはとらない。

健康診断の予約をとったら、この緩和ケア外来でレントゲンだけをとる。もし異常陰影が映ったとしても、

肺がん手術した病院から持ち込んだ最終のCT検査データと比較して「おおむね変化がない」と見えるなら、「就業可」の所見を書いてもらう。

 

もちろん、その結果、「就業可」と書けないこともありうるけれど。

と言われました。

 

私「そうなったら早く入院したいんです!」

症状がないのに入院だけするなんて、叶わないの分かってるけれど。。。

 

そのうえに、

私「わざとヘタクソに撮影してくれませんか?」

と言って爆笑されました。

 

叶うかどうかは別として、私は希望だけはどんな時も、けしからん願いも言い続けるのです。

 

ということで、次回は会社の健康診断のための胸部X線検査を緩和ケア外来でするために半年後に予約を入れました。

                      

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