雑記

第一志望校合格した日に息子の前で退塾トラブル

今月、息子の入試と合格発表がありました。うちは教育費にあまりお金をかけれる能力がなく、息子は塾や習い事をしたことがありません。ですが最後の3か月だけ本人の希望もあり、駆け込みで覚悟して高い塾に入塾を決めました。本人の努力と先生方の指導のおかげで第一志望に合格することが出来ました。私自身の人生は不合格続き、合格発表で番号を見つけた時は、初めてこんな体験をさせてもらって、息子自身の努力にも、みなさまにも感謝の気持ちで一杯でした。

感謝の気持ちを伝えに息子と塾へご挨拶に行きました。感動から一転、せっかくの日が思いもよらずトラブルになってしまい、息子の前で不穏な空気になりました。

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塾は辞め辛いとは聞いていたけれど

入塾はしやすいけれど、辞める時は必ず引き止められる、そして最後の一か月分月謝を余分に払うつもりでいたほうがいい。と周りの人から聞いた事もありました。私は入試までのつもりと最初に言って入塾して(したつもりで)、さらにひと月前に「入試まで」と言っており(解約という言葉は使わなかったかもしれない)、最後だと思っていた日以降のスケジュールが塾から空白で出されていましたので、予定通り意志が伝わっていると安心していました。何も考えずご挨拶に伺いました。

ご挨拶は、合格の報告と退塾の挨拶のつもりだったのですが。受付にもご挨拶に行くと、そこには来月のスケジュールと来月分の月謝の請求書が用意されていました。かなり動揺しました。

これまでにも途中でコースを変更した時も、私が意志を「〇月○日をもってコース変更」とハッキリ申し出なかった為に1コース分ダブって払った事があります。

そこからは、もう、解約の意志を伝えた、伝えないの水掛け論です。
話し合いで困る様子

息子は塾の先生が大好きでしたので、こんな不穏な空気にならなければ入試が終わってももう1か月間塾に通いたかったかもしれません。ですが私の落ち度という事で1ヵ月退塾を引き延ばすと、また来月もスケジュールと請求書が出てエンドレスになるような気がしてしまいました。

最終的に違約金を払って解約し、来月のスケジュールを取り消すことに落ち着きました。

突然事情が変わった空気を息子が気まずそうにしていました。

サバイバーの息子、奨学生(奨学金)を辞退する

この日はその退塾トラブルだけではありませんでした。第二志望校の辞退届を出した日でもあります。

ひと月前に受けた第二志望校から返済義務がない奨学金の決定通知が来ていました。こちらから申し込まなくても学校側が全一般受験者の中から奨学生を決めるシステムです。思ってもいないとてもありがたい話でした。もし第二志望に入学するとなると、15年も前にがん保険や手厚い医療保険に入っていない状態で癌になってかけた多大なしわよせが、そしてこれからの生活が楽になる…と私は思ってしまいました。ですが、必死に頑張っている息子に、生活の為に、第一志望を受験する事すらあきらめなさいとは言えません。

そもそも志望校に合格させてやりたいとの思いで高い塾代も払う決意をしたのですから。

第二志望の奨学生決定通知をいただいた事で息子は自信を持つ事ができ、第一志望受験を自信を持って臨みました。

合格発表とともに第二志望校の奨学生辞退届を出しました。この日は、私にとっては思い切った日でもありました。

息子は私が癌サバイバーだと知らない

息子には、私が乳癌だったことを言っていません。もしかしたら、気づいているかもしれませんが。

息子が物心ついてから入院することがなく、言わなくて済んだというのもあります。ですが、息子も成長しました。今後、自分一人で病院へ行き、「近親者に癌と診断された人がいる」という初診の問診票を自分で書く事になることもあるでしょうから、そろそろ言っておかなくてはと思っていました。

受験が終わってから息子に言おうと思っていました。

退塾トラブルで言う機会を逃しました^^;

息子は今解き放たれたように遊びに行って体力を使い果たし、帰ってきたらすぐに寝落ちする毎日です。まあ、言える時言っておこうと思います^^;

                      

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