健康診断あるある
2020/01/17
検査や検診で啓発したい事や余計だと思う事などはこれまでにちょくちょく記事にしていますが、今回は会社や自治体などの集団検診で私が出くわした変な事や、集団検診ではありがちな事を書いてみたいと思います。
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体重を大きな声で読み上げるスタッフ
身長、体重測定の方が医療スタッフであるのかどうかは不明なのですが、白衣?のようなものを着ていました。
次々と同じ職場の上司、後輩、異性、同性、同じ空間にいる順番待ちのおよそ20数人の身長と体重があらわに公表されていきました。なぜ読み上げるのかというと、流れ作業で測る人と書く人が別々だからです。聞き間違いがあってはならないので、本人にも、記録する人にもハッキリと聞き取れるように大きな声で言っていたのでしょうね。
ちなみに、いつからか改善されており、身長計と体重計と連動して小さなモニターに数値が映し出され、記録ボタンを押すと自動的に記録されました。記録係の人員も削減、数値を読み上げられることは無くなっていました。
体重測定係が同僚
随分前の事ですが、私が若い時にいた組織の健康診断です。健康診断業務に入社1年目の若手が加わっていました。
少なかれども、会社が健康診断的な事業もかじっていたため、それも業務知識として勉強になる(ほんとは人件費節約)との事でやらされていました。
守秘義務があると言っても・・・一番知られたくない人にプライバシーが筒抜けな感じでした。入社1年目の女性社員は、先輩女性社員が怖くて怖くて、体重を5キロもマイナスして記録していたことも!健康診断の意味ナシ!そして健康診断の体重測定係に当たるといじめられるんじゃないかとおびえる新人たち。
そして私はエックス線受付補助に当たりました。番号札をチェックする役割とそして、妊娠している可能性のある方はお申し出ください。って・・・ほぼ独身の先輩、同僚に言わなければなりませんでした。もし、申し出があったら問診票にチェックして検査を見送り、次の検査ブースへ案内するという役割がありました。社内の新人に言い出せずに受けてしまった人はいなかったのでしょうか・・・プライバシーもへったくれもありません。
ちなみにこれも、改善されたようです。測定の係もエックス線受付補助も人員を削減して外部の精鋭スタッフで進めており、社内の新人は検診車の駐車場整理や番号札の整理など、プライバシーに係わりが少ないものになっていました。
婦人科検診車に近づく不審者
自治体の集団検診の時の事です。この日にこの検診がある事は、町内の回覧板や公民館の貼り紙で事前に周知されています。公民館の駐車場に婦人科検診車が駐車し、軽装になった女性たちの行列が車の入り口に出来ています。
そこへ近づく変なおじさんが!!!行列にまとわりつき、わざと埋もれていきいました。検診車の中を覗きたいようなそぶりも見せます。(分厚いカーテンが何層もしてあるので偶然が重なっても外から見える事はありません。)
楽しそうな笑みを浮かべていました。
なにかご用でしょうか?と職員に声をかけられると速足で立ち去り、しばらくすると別の検診車付近へまた出没していました。
怖わ~~~(+o+)
バリウムを吐いたら悲惨
胃のバリウム検査は、げっぷを我慢した状態で回転したりさかさまに近い状態になったりします。極限まで我慢して検査中に一気に嘔吐した人がいるって噂、2~3年に一人くらい聞くかもです。他人事ではありあせん。分かります。そうなってしまう状態、わかりますとも。
もし嘔吐があったら清掃をして次の人も普通にそこに寝かせて検査するのでしょうか?私がうけた集団検診では、順番待ちの人もモニターで中の様子が見えてしまうので、たまたま見ていれば嘔吐の現場も見るかもしれません。吐いた側も、見ていた順番待ちの人もかわいそうです。
私が今まで見た集団検診は申し出れば検査着を借りれますが、基本、自前のボタン等が無い服で行くというスタイルでしたので、吐いた人は嘔吐で汚れた服で帰宅したのでしょうか?しかも、バリウムは服につくと取れないです。
もう、吐きそうになったらその前にげっぷして、検査中断して「後で自費で病院で検査します」と言ってあきらめようと私は思います・・・
検診車の中でご挨拶
これが一番あるある~じゃないでしょうか。
狭い検診車の中で3人ほどがひしめき合いながら下着の脱着をして待ちます。会社や自治体では微妙な顔見知りだらけなので気まずいですね(笑)
「あら、まあ、ご無沙汰しておりますm(__)m。」
検診が終われば、
「お先ごめんくださいませ~m(__)m」とか言って検診車を出ます。
むしろ温泉などで包み隠さず出くわす方がまだ気まずくないですね(‘◇’)ゞ