有識者の講演会をデジカメで取材撮影して失敗した日
この日の事はトラウマで思い出したくもありません。超有名なお偉いお方を講演者として私の勤めている会社がお招きしました。その肝といえる御高話の時に、誰も写真を撮るスタッフが居ないなんて珍事が起こってしまいました。私がデジカメで撮影することになりました。
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突然デジカメを渡され撮影スタッフを務めるよう言われる
私の仕事はパートの事務員なので取材する事はありません。取材してきた人の記事や写真をそのままホームページに載せたり、その内容があらゆる権利を害していないか、会社視点から適切に語られているかという事をいろんな部署の人に検討をお願いしたりすることはあります。
ところがどうしても肝心な時に写真を撮る人が居ないという珍事が起こりました。私は一眼レフなど持ったこともありません。新聞記者もやってきていてそれなりの機材でバシャバシャ取っているさなか、薄っぺらいデジカメで撮影をするという。
それも、私、ものすごい機械音痴でデジカメもすごく苦手です。スマホのカメラでもアップアップです。
機械音痴を披露する
「大丈夫だよ!ほんとに押すだけだから!」
そう言われて行きましたが、そう言った人は私がどれほど機械音痴か知らなかったのです。
私はデジカメというものを触った記憶があまりないです。近くに寄ってほんとに押すだけで講演者を撮影しました。一度軽く押してピントを固定することも初めて知りました。撮影した画像をデジカメの画面で見たら講演者の顔が真っ黒です。暗いところで自動的にストロボが発光すると思っていたのですが、設定が違うか、会場の微妙な明暗がストロボ必要に認識されず、どこをどう押せばストロボが発光されるのか(~_~;)
ストロボ発光しなくても、感度をあげて明るく撮ることもできるんだろうな~(~_~;)なども考えたけど、事前に確認する時間がなかったし、機械音痴でなければいじってればそのやり方にたどり着くのでしょうが、ずっとやり方がわからなかった、普段ならすぐわかったかもしれないが、この場では舞い上がってぶっ飛んでいました(´;ω;`)ウッ…
講演者の横で私が写真も撮らず、下を向いてずっとあせってデジカメをいじっている姿を観客席のみなさんに見せていたのだと思います。観客のおばちゃんが出てきちゃったんじゃないか?そんなざわつきも聞き取れました。まさかデジカメの操作がわからない撮影スタッフがいるなんて想像を超えているでしょう。
困ったら講演者のそばから一時撤退して見えないところでカメラをいじってみればよかったのです!ああ~~そんなところへ哀れな中年をいきなり出されたら、もう訳わからなくなって、この上ない痛い姿を披露してしまいましたよ!
反省と忘れたい葛藤
ホームページやSNSへ掲載する写真は、他の人が撮影していた講演者が会場入りする様子や講演前の様子をおもに掲載しました。
肝である講演の様子は、私が撮った暗い写りのものを画像ソフトで極限まで明るくしてなるべく小さな枠で載せました。
講演者はこの掲載を見ただろうか?不快になってなければいいのだけれど。普段ホームページの記事をアップするという、写真に少しでも携わるという役割があるのに、全く写真がとれない、操作が出来ないなんて。それに今どき、子供を持つ親として、デジカメをあまり触った事ない、そもそも今まで所持したことがないのも、自分の常識のなさに落ち込みました。
あれから一応デジカメの操作は練習しときました。けど、その練習の機会を発揮する次の機会などに恵まれたくないのが本音です。