病気と仕事

厚労省がん患者に「院内オフィス」のニュース記事について

2019/12/11

ここ最近、癌治療と仕事の両立についてのアンケート結果をよく目にしました。その結果を受けてか、厚生労働省がこういう方針を固めたんですね。

入院中のがん患者らがスムーズに職場復帰できるよう、厚生労働省は病院内に無線LANやファクスなどを完備した「サテライトオフィス」を新設する方針を固めた。
yahooニュース国内1月29日掲載分「がん患者に院内オフィス、「治療で離職」歯止め」より
*リンク切れの為削除しました

検診や診断の精度が上がって、病気を早くみつけやすくなった今日。昔のように癌になったからといって仕事をあきらめていたら、どんどん治療済みの「過去の癌患者」が相当長い余生を元気で無職で過ごさなければならなくなります。

誰しもが他人事とは思っていません。いつ自分、自分の家の稼ぎ頭が直面するか。就労問題は全世帯が気になるところだと思います。

この方針のおかげで、会社に通勤している時と同じ仕事が100%出来るわけではありませんが、なにかしら健康不安を抱える働き盛りの人に、選択肢を広げる視野が少しでも広がればいいなと思いました。

仕事復帰へのならし利用が現実的と思った

サラリーマンの場合、仕事そのものより、仕事復帰へのならしで利用する事や、不在時に留守を預けている同僚への連絡、指示に利用する事がさしあたって安全な利用方法かな。と思いました。

その時間は、休暇なのか、労働時間なのか。日本の会社はそこを明確に線引きしていないと、また別の法律に触れたりすることもあるような。。。

施設利用で今さしあたり思いつく不安

  • 自分がよくても、会社や取引先がよく思わないかも。
  • 治療や検査の不在時、具合の悪い時のデータや通信のセキュリティ不安。
  • 治療が最優先で入院しているのに、真面目な日本人気質はそれを後回しにしてしまわないか。
  • オフィス利用料とかどうなるんだろう?

いずれにしてもこの施設を利用するには、在籍している会社の同僚たちに、多大な協力のもと実現が可能になるものと思います。普段から信頼される仕事をしていたいものですね(*^^)v

以上、私の感想でした!

                      

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