膵嚢胞(IPMN)の記録

IPMNが発見されてから5か月、全く症状がない

2019/12/07

2016年8月、IPMN(膵管内乳頭粘液性腫瘍)というものが3つ発見されました。その経過を綴るため「膵嚢胞の記録」というカテゴリーを作りましたが、あまりにも症状が無さすぎて書く事がなく、このあたりでそろそろ「症状がない」ことを記録する事にしました。

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膵臓の腫瘍は早期には症状が乏しい

小さい段階のIPMNや膵臓癌で症状がある人は少ないと思います。腹部の痛みが出てきて初めて診察を受けた時にはすでにステージが進んでいる事が多く、膵臓癌は癌の中でも生存率が低い原因の一つだと言われています。

そういえば乳がんも症状がなく、たまたま発見されて、自分で触っても2.5cmあるという「しこり」がどこにあるのかもわからないままでした。(別記事:子の誕生と同時に乳がん発見と癌告知。に書いています)

病気というものは「痛み」というサインを出してくれるから治療ができるのですが、「癌」はサインを出してくれない事が多いので癌検診が必要なのですね。

乳がんの術後これまで15年間、どこか痛いところがあると乳がんの転移、再発の文字が頭に浮かびます。ですが、IPMNに関しては、腹部や、消化器系にはまるで不安を感じる事はありませんでした。

次の検査は2017年4月予定です。

次の検査で医師に聞こうと思っている事

*4月23日追記:次の検査の時が来て、専門医に尋聞いた回答を記載しました。→定期検査MRCPの結果<IPMN発見から半年後、2回目>

3つある人のすい臓がん発生率

私は3つIPMNを持っていますが(今のところ全部小さい)、1つだけある人よりどれくらい「膵臓癌」になる確率が高いのでしょうか。説明出来るデータというものが無かったなら、専門医のカンででもいいので、聞いてみようと思います。

3つある場合の一つが疑わしきとなった場合、後の2つも細胞診を行うのか

  1. 小さな臓器に3つあるので、1個が疑わしいとなったなら、あとの2つも疑わしいと考えるのが妥当なのですか?
  2. その場合、入院をして行うERCPなどの検査に進んだ場合、細胞診するとしたら3つともするのでしょうか?
  3. さらに検査の結果、IPMNを切除するとなった場合3つもあるので膵臓全部とる可能性は高いでしょうか?

いつも検査を中心に生活が回っている

このIPMNの検査は半年に1回。他に、乳がんの検査は1年に一回、肺の小結節の検査が半年に1回あります。それぞれ検査が近づくと、検査日以降の予定を立てる事に不安を覚えます。

PTAの役員や地域の役員など、1年間の任期で決めます。10年ほど前までは、私の同年代が1年間元気でいる事をあたりまえのように話を進めているのが羨ましく思ったことすらありました。引き受けたくない、忙しい、めんどくさい、のではなく、羨ましいなんて思う自分が嫌で、役を引き受けたくない気分の時もありました。
ちょっとすねてる
普通に役員の仕事計画を1年分たてた事を羨ましがられるなんて思ってもみないでしょう、(羨ましがられてることを知らないけれど)今思えば本当に本当にとんでもない話です…(>_<)子供の為に、私も明るく予定通り係の仕事もやることはやってきました。

いろんな事を、検査の結果が出てから決めよう。なんて、きりがない調整を15年続けてしまっています。

むしろ、私はこれだけ病院に検査でかかっているのだから、医者嫌いな人より、突然明日倒れる可能性は低いはずです。

もっと柔軟にならなければ、もっと年を重ねるこれからは大変だな~と改めて思いました(‘◇’)ゞ

                      

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