膵嚢胞(IPMN)の記録

定期検査MRCPの結果<IPMN発見から3年半後、8回目>

IPMN発見から3年半後の定期検診の結果を踏まえ、次回からの検査内容が大きく変更になりました。

今回の検査結果は前回と変わりなし、IPMNの発見時から3年半変化がないことになりました。

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検査内容が変更になった経緯

これまでの検査
半年に1回MRCP → 必要に応じて超音波内視鏡(EUS) → 必要に応じてさらに精密な検査

次回(4年目)からの検査
半年に一回腹部エコー → 必要に応じてCT → 必要に応じてさらに精密な検査

どうして次回から変更になったかというと、

  • 3年半、変化がない事
  • MRIに入ると頭痛がして嘔吐する体調不調に2回連続見舞われたから

学会や、病院の検査方針が変わったのではなく、私個人の体調に合わせてという事です。理由の二つ目のほうが大きな理由かもしれません。

ちなみに、MRCPという検査はMRI検査の、膵・胆・肝に特化したものです。MRIの検査を受けることが出来ない人もいます。ペースメーカー等の器機、装具が入っている人や、彫り物がある人など、問診票にたくさん項目が書かれていますよね。

あと、じっとしていられない年齢の子。そして閉所恐怖症の人も、安定剤を使う人、使う場合もあるかもしれませんが、CTでもかまわないのならそうするでしょう。ただ、CTは続けて何回もはしないほうがいい。何回も続けると被ばく量が好ましくなくなるからです。

今回、主治医の判断によると、医師の毎度MRIに入って頭痛がして嘔吐までいけば、そうまでしてMRIに入らなくてもいいと言われました。

かといって、IPMNの大きさに3年半変化がなく、何の症状もない健康な時に年に2回もCTを撮る事もなかろうと。結果、腹部エコー検査をして、気になる所見がある場合にのみCTに進むことになりました。

MRIはかなりの閉所の中で騒音がして、30分~40分の間、動いてはいけません。筋肉が緊張し、肩こり頭痛に至る要因は満載で、頭痛がするという人はわりといるようです。前回も今回も撮影は最後までできましたが、ちょうど結果を聞く検査後の30分後~1時間後くらいに嘔吐して主治医の前ではヘロヘロでした。
腹部エコーに切り替わったことはとてもありがたいです。私が行っている病院では、MRIとCTは検査日に都合が悪くなって予約変更する場合、予約変更のために長時間待って医師に診察を受けなければなりません。仕事の都合で病院に行けない時、その予約変更のために病院に行ける気がしません。

腹部エコーは電話で予約変更ができますし、極端な話、主治医の診察日であれば、いきなり行っても、待てばその日に受けて結果も聞いて帰れます。(予約している人の迷惑になるのでよっぽどでない限り予約して行くつもりです。)

1年に1回の検査ペースになってほしいとこですが、そこはまだ3つもIPMNがあること、40代(IPMN患者の中では若手)であること。まだ半年に1回ペースの検査です。その後変化がなく5年目を経たら、検査ペースは1年に1回に変わるかもしれません。

コロナ禍のなかでの検査について

コロナのせいで検査をためらう人も多いと思います。私も、これが緊急事態宣言の真っただ中であれば先延ばしにしていたと思います。もともと、コロナ関係なく、私にとって、この検査をする意味があるのかということをずっと考えてきました。知らないでいたほうがよかったとも思っているからです。

ですが、緊急事態宣言も解除され、私の地域では感染拡大がおさまり、落ち着いていた時期だったので今回は検査に行くことにしたのです。

たとえ、緊急事態宣言真っただ中で地域が感染拡大期だったとしても、予定通り検査にいったほうがいい人もいます。それは、体調に変化がある人、検査を受けて安心したいという、心に不安を抱えている人です。行こうとしている病院でクラスターがまさに発生中か、医療崩壊寸前でなければ、それは行くべきだと思います。

アンケートご協力の再御礼

2月3日時点の結果で、20名の方にアンケートのご協力があり、一旦お礼の記事を書きました。それから現在までに14名の方にご回答いただきました。

本当にありがとうございます。

今後も期限はありませんので、お気持ちを聞かせていただける方は下のフォームからよろしくお願いいたします。

アンケートに答えていなくても、「結果を見る」ボタンを押すと結果が見ることが出来ますよ!

                      

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