その他の病気の記録

初めての心療内科

突然ですが、私は風邪をひき、近所の内科のかかりつけ医に行ったのですが、心療内科にかかってみてはどうかと言われました。どういった症状があってそうなったのをまずご説明します。

スポンサーリンク

風邪のあとに空咳で苦しむ

私は幼いころから、風邪をひいたあと、空咳がずっととまりません。少なくとも3か月、長い時は半年以上、最後には疲労骨折してしまいます。咳のせいで会話が不自由、咳と一緒に嘔吐物が飛び出るといった始末です。気持ち悪くて嘔吐するなら、口を押えてトイレに飛び込むことができると思うのですが、咳と一緒に飛び出るというのは、かつてスーパーの店員だった時には、お客様に嘔吐物をぶっかけてしまうという惨事になったりするのです。

気管支過敏性テストでは喘息の反応はなく、アレルギーこれといったものはありませんでした。きっかけはいつも風邪ですが、ここまでひどく長引く原因は不明です。

喉や気管支が痛くて咳が出るとうのではなく、ずっと体の中心の神経がなにやらゆらゆらと動きまくり、寒くてガタガタ震える程度の体力を消耗します。通常の風邪薬、咳止め、抗生剤、気管支、喘息の薬抗アレルギー剤などなど、一切が効きません。

風邪さえひかなければ、どんなに喉を酷使しようとも咳が出ることはないのですが、風邪をひいたら100%こんなことになってしまいます。いったんこうなると、どんな所でも、どんな時間でもせき込み、体の中心でなにかがゆらゆらと動きまくることで体力を消耗し、唯一横になっている時だけゆらゆらもせきも止まります。

ストレスとは思えないのだが

「風邪をひいたあと」ということで、これはストレスとは関係のないものと思います。ストレス性の咳は、特定の状況、場所、不安、などで咳が出る状態だと思います。しかし、何の薬を飲んでも全く効かず、苦し紛れにお試しで処方された安定剤がなんとなく一番効く薬でした。

内科的に試した様々な薬は咳を和らげることはなく、一番効いたのが安定剤とは。それはもしかして、原因が「ストレス」ではなくても、心療内科系のお薬を調整してもらうと、ぴったり合う薬があるかもしれないよ。と、かかりつけ医に言われ、一度心療内科を訪れることにしたのです。

病院を選ぶにあたって

私の望みは、咳が和らぐ薬、内科の薬は効かず、安定剤が効いたから、あわよくば安定剤よりピッタリくる咳止め変りの薬を探したい。と言う事です。ですので、カウンセリングを主とした病院ではなく、手短にお薬をくれる医師を望んでいました。

インターネットで探すと、心療内科の口コミは、よく話を聞いてくれるという医師が望まれており、高得点でした。私はこの逆を探しました。評価の低い、悩みを聞いてくれない医師でいい。別に、症状、薬の相談以外の「先生と悩みについてお話をする」という自分自身の時間も、待ち時間も不要に思えたからです。

これぞという病院へ予約の電話をしました。ところが、受付の女性と話したところ、、、この病院はやめました。予約をしたいと言っただけなのですが・・・忙しいようで、手一杯とのことで、どうにもこうにも予約をさせてもらえませんでした。こんなことってあるのね。

はい、これが、評価が低い病院を狙って行こうとした結果です(笑)

結局評価の高い病院へ

と言う事で、私はそこまで望んでいないのですが、親身に患者により沿ってお話を聞いてくれ、たまには一緒に涙を流してくれるという神対応らしき医師の病院へ予約しました。予約も2週間先です。早く咳とめたいんだが・・・先ほどの病院に断られたし、遠いとこは通うことになった時に大変なので。

しかし、私のような邪悪な患者にこの病院はもったいない、というか、十字架を突き付けられた悪霊のように私は逆に苦しみだすんじゃないかと逆に怖い気がしました。(笑)
除霊された診察室へ入ると、ごく普通のおじさま医師とお話がはじまりました。初診は時間をかけて丁寧に患者さんのことを聞くらしく、「私の生い立ち」からはじまりました^^;ありがたい神様のお言葉をいただきつつも、結局、悩みなどない!的な私のけしからん発言(笑)

「じゃ、なにしにきたんじゃ~い!」という突っ込みもありません。優しく淡々と、お話は続きます。私は、「話はええから、クスリをくれ」的な、怪しい、「自己の異常性の認識が希薄」である危険な患者と思われていないだろうか。心配になりました。

医師のアドバイスとしては、薬はだすけど、咳が落ち着いたら運動、散歩からでいいから少し運動してみなさいよ。と言われ、診察はおわりました。

薬の副作用

薬の名前を出すのは控えさせていただきますが、「この薬、安定剤のように眠たくはならないよ。なる人もいるけどね。」といわれたのですが、私はどうやら少数派の方だったようで、眠たいのなんのって💤

ただ眠いというだけでなく、ぱっと別のところに目の焦点を合わすことに、いつもより時間がかかります。パソコンもタイプミスが多くなり、ち密な仕事、思考が必要な仕事だと少し支障があるかもしれません。ですが、今の仕事はその辺調節ができます。薬飲んだばっかりだから今は単純な仕事をする時間にしよう。と自分で調節したりしてやりすごしました。

咳が止まった

そんなこんなで1週間、咳は9割ほど治りました。なんといっても、あの体の中心あたりのゆらゆら感がなくなりました。けれど、薬のおかげかどうか、なんとも言えません。というのも、風邪をひいてから3か月たっており、さらに予約待ちで2週間、そろそろ普通に治ってもいい時期ではあったこと、予約待ちの間に、少しですが、あ、これ治る兆候あるかも?という気もしていましたから。

ですが、今度風邪をひいて咳が残った時、また別の薬も試しつつ、心療内科でできれば今度は眠気が少ない、私の咳にぴったり合う薬探しを可能であればしてみたいと思っています。

こんなことで心療内科かかる人っているのかな~~~。まあ、とりあえず治ったからよしとしよう。

                      

-その他の病気の記録