ストレスで食べてしまう対処の仕方
2017/04/02
私はストレスを感じると食欲が爆発するタイプです。抗がん剤治療中でも、吐いた直後だけはお腹がすくタイプでした。基本的に胃腸の具合はよく、胃酸も良く分泌されて、消化もよいタイプだと思います。
抗がん剤終了後に激太りした時もあるのですが、その時は、医師から再発する可能性が高いと言われていた事の恐怖から逃れたい、そして、どうせ再発したら抗がん剤で痩せるんだからという後ろ向きな思考で、罪悪感などはないまま食べていました。
今現在は、多少罪悪感をもって甘いものを食べ過ぎたり、夜遅くに食べてしまう事があります。
スポンサーリンク
何故ストレスを感じたら食べてしまうのだろう
食べている時だけ忘れられる、または少し和らぐ。のだと思います。せめてゆっくり時間をかけて食べればその忘れられている時間も長くなるものを、ストレスで食べている時は、すごい勢いで食べてしまします。忘れられるほどのスピードで手と口を動かさなければならないような、そんな錯覚にも陥ります。これが進展すると「過食嘔吐」に繋がるのだと思います。
あと、私は食べること以外の解消法を見つけようとしない、解消しようとして上手く解消できなくて倍になって食べてしまうなどが思いつきます。
問題は食べた後に罪悪感を持つこと
ストレスを感じたら食べたくなる事自体、ありふれた事だと思います。私の周りも、ストレスで食欲がなくなる人と、食べ過ぎてしまう人、その割合は半々か、食べ過ぎる人が若干多い気がします。そういう気持ち自体、なんらおかしなことではありません。そんな行動をしてしまう自分に自己嫌悪にならず、私はそんな自分を認めてあげる事にしました。
音楽を聴いて発散したり、趣味に没頭して発散したりすると後に残るものがないですが、食べて発散し続けると、容姿の問題、健康を害するという副産物があるからどうしても罪悪感を持ってしまいますね。私の場合は入らなくなった服を買い替える経済的損失が一番辛いです。
そして一番辛い問題は、食べた後にストレスが解消されるどころか、罪悪感というストレスが付加されている事です。それをまた解消する為に食べなければならないエンドレスに陥ります。
このエンドレスに陥って苦しくてたまらないという方は専門医の力を借りるべきです。
今、まだそこまでではない私が自分で色々やってみている事を書いてみます。（＊専門家の指導を受けた訳ではなく、自己流です）
ストレスを感じて食べ始めるまでのワンクッション
強めの「香り」を嗅ぐ
好きな香り、アロマやお香、香水をつける。すぐ出来る事では、自分の衣類の柔軟剤や洗剤の香りを思い切り嗅いでもいいと思います。食欲を抑える働きがあります。気分が悪くならない程度に。
嗜好品を一口
コーヒー、紅茶などの無糖か超微糖の嗜好品を飲む。空腹時にコーヒーを飲むと胃が弱い人には向かないようですね。。。
今、ストレスを感じたから食べたいのかどうなのか、自分に問う
今から食べる行動は、ストレス解消の為か？それともお腹がすいたのか？それとも、どうしても目の前のものが欲しくなったのか？
どちらにせよ、ゆっくり食べる事を意識する。
満腹感は遅れてやってくる。ゆっくり食べているとすぐに満腹になりやすい。
美味しく食べる
罪悪感を持ちながら食べても、存分に美味しく味わって食べても、太るものは太る。害するものは害する。結果は変わらないのなら、食べると決めたら開き直って美味しく食べたほうがいいと思う。それ以上の罪悪感でエンドレスという害を生まないためにも。
ストレス以外の事で無駄に摂取している事を見直す
基本的に、ストレスで食べる事を絶対許さない。という考え方はしない事にしました。その分、「気遣い」で食べているものを減しました。
会社でおやつの時間に配られる出張や旅行のお土産。好みのものもあれば、そうでないものも。せっかくもらったのだから、目の前で食べないと悪いような気がしていました。ですが、これは相当なカロリーを摂っている事に気が付きました。
お土産の菓子は、一口でも相当な重量感、存在感を醸し出しています。「お土産」として作られたものなのですから、すっからかんの低カロリー菓子はそうはないでしょう。せっかくもらって食べないと悪いから、というカロリーを、本当に食べたいものに充てる事にしました。もちろん、後で大切に食べるという建前で。気持ちは本当にありがたく頂いています。時々持って帰って、痩せている息子が私の代わりに食べています。
本当に食べたいものを食べる予定を立てる。密かな楽しみだな(＾◇＾)♪
明日は、パンオショコラを買って食べようと思う(*^^*)